今、一番観たい映画は?
と聴かれたら、誰が何と言っても(誰も何も言わないだろうけど)
「CAPOTE」です。
CAPOTE。
言わずと知れた「ティファニーで朝食を」「冷血」のアメリカ人作家です。
この映画はカポーティーがその「冷血」を執筆していた頃の数年間をドラマ化したのだそうです。
主演は知る人ぞ知る、つまり知らない人は全然知らない(当たり前だけど) フィリップ・シーモア・ホフマン。私、好きなんですこの人。
「Magnolia」の死期の迫ったプロデューサーの看護人。「あの頃ペニー・レインと」での音楽評論家。最近ではスパイク・リー作品の
「25時」でエドワード・ノートン演じる主人公の幼なじみのダサダサ高校教師役で出演しています。
「羊たちの沈黙」の続々編となった
「レッドドラゴン」で三流ゴシップ新聞の記者役でも出ていますね。パンツ一枚で、膠のような接着剤でベタベタに車椅子に貼り付けられて、頭から火を付けられたうえに、坂の上から車椅子ごと転がり落とされるという、考えられる限り最低の殺され方をされるシーンを覚えている人も多いと思います。
この個性的な俳優フィリップ・シーモア・ホフマンが主役のカポーティーを演じます。
米国サイトの写真を見ると、大きく広がった額といい、知的に見える薄い唇といい生前の本人に薄気味悪いほどによく似ています。
この映画は昨年の秋には評判が漏れ聞こえてきて、僕も気になっていました。昨年サイトを見たときにはまだMOVIE TRAILERは無かったんですが、昨日見たときには出来ていて雰囲気を見ることが出来ます。
前評判はかなり高いとは聴いていたんだけど、今年に入ってから俄然評価が上がったらしく、「NY 批評家協会賞」「ゴールデン・グローブ賞」の主演男優賞をかっさらって、アカデミー賞にもノミネートされてしまいました。
ところが、昨日色々と検索したけどまだ日本での宣伝サイトは出来上がっていません。そのうえ、日本での公開は2006年9月末予定だそうです。
どうも日本ではこの手の「山椒は小粒でもピリリと辛い」系の映画は後回しにされてしまいますね。アカデミー賞で話題性の有る内に公開した方が興行成績も上がるだろうに。
まあしかし、なんにしても俳優といい、題材といい久々に「観に行くぞー」という映画の登場です。
期待してます。
The Pretenders The Singlesを聴きながら